2013年02月14日
ヨーロッパと言えば①絵画
ヨーロッパと言えば。
何が浮かびますか?
いくつもあるとは思いますが・・・
わたしは、
絵画、音楽、ファッション、サッカー、チーズ、チューリップ、
「世界の車窓から」(ヨーロッパの回よく見るから...)、パンクロック、
フォルクス・ワーゲン、メルセデス・ベンツ、ポルシェ、
古城、レンガ、キリスト教、十字軍、ルネサンス、、、、、
とまあ色々ありますが、
いろいろピックアップしてまた脳内をヨーロッパで埋めていこうと思います
(個人的に好きなものだけ)
フォルクス・ワーゲンといえば、今度6月にヴィンテージショーがありますねー!
フォルクスワーゲン好きな方はぜひこちらもご覧ください
車に詳しくないわたしがヨーロッパを思い浮かべた時に一番最初に浮かんだものは、
美術でした。
とは言っても美術2だったし全然美術史も詳しくありません。
(美術2.....)
むしろバロック音楽やオーケストラの方がすきなんですが、
ヨーロッパで美術作品と呼ばれるものの中ですきなものと言えば、
何ですかね、建築の美術様式的な(よくわかってません)
そんな美術ど素人なわたしですが、一人だけすきな画家さんがいます。
フェルメール
(真珠の首飾りの少女 オランダ語作品名:Het meisje met de parel)
一番有名な作品ですね。
このフェルメールさんの作品はどれもすきです。
ヨーロッパの絵画と言えば有名なのは
最後の晩餐(レオナルド・ダ・ヴィンチ)や、女神の誕生(サンドロ・ボッティチェリ)など
割りと宗教色が強く、
(絵画自体に隠された謎なんかは興味がありますけど)
解説なしで絵画を楽しめるほどの知識もないので、
絵画を見てもあまりピンとこないのです。
が、
フェルメールさんの絵はなぜかずっとすきでした。
すごい写実的だなと思います。
そして何よりフェルメールさんの描く人間の顔つきや表情がすごくすきです。
(同じ理由でモナリザもすきですけど)
ちなみにこのフェルメールさん。
ヨハネス・フェルメール
死後に評価された画家ではなく、生前から評価され人気がありました。
彼は当初、家業を継いだりパトロンがいたことから、
彼の作品で特徴的な「ウルトラマリン」という顔料を使うことができたんだそうです。
欧州周辺ではアフガニスタンでしか産出されない、ラピスラズリという鉱物を主成分とする無機顔料です。
ラピスラズリ
「ウルトラマリン」=海を超える、という意味。
(アフガニスタンからはるばるやってきたため)
この「ウルトラマリン」という顔料は、「フェルメール・ブルー」とも呼ばれています。
聖ルカ組合(画家の組合)で2年も理事を務めるなど、
高い評価を受けていたフェルメールですが
第三次英蘭戦争により経済が低迷し、
彼とは異なった画風を持つ若手作家たちの登場や人気の低迷、
さらにはパトロンが死去し、裕福だった義母(妻の母)の経済力も戦争によって落ちて行きました。
11人の子供を抱えながら、彼の父の負債を返すため奔走していましたが、
とうとう1675年42歳(か、43歳)で亡くなってしまいます。
彼の義母(マーリア)も、孫を守るため自らの資産を負債返済にあてましたが、
生活自体は改善されないままでした。
フェルメールが亡くなった5年後に義母マーリアも死去し、
その7年後に妻カタリーナも56歳で亡くなります。
中世の画家や芸術家は、芸術に没落して人間らしさが振りきれているようなイメージがあるんですが
彼は画家でありながら家業を継ぎ子供を育て、
なんだかその人生だけを見ていると画家らしくないなと思ってしまいます。。
そういう画家らしくない人生を送っていても素晴らしい絵は描けるもので
(画家らしい人生を送れば素晴らしい絵が描けるかとはまた別な話だなと思いました。)
ここまで色々書きましたが要は、
フェルメールさんがだいすきなだけなのです。
Posted by カモ at 18:20│Comments(2)
│オランダ
この記事へのコメント
おいら フェルメール好きなおいちゃんで、、、
この光を求めて写真を撮ってます。。。
私を優しく受け止めてくれる方いい写真残せますよ〜〜〜
モミの木
この光を求めて写真を撮ってます。。。
私を優しく受け止めてくれる方いい写真残せますよ〜〜〜
モミの木
Posted by モミの木 at 2013年02月14日 20:44
この光を写真で表現するのはやっぱり難しいんですか・・・?
今年はモミの木さんにお会いできるでしょうかー!
今年はモミの木さんにお会いできるでしょうかー!
Posted by カモ at 2013年02月15日 10:25